2023年度 6月第一例会「一已中学校・総合的な学習の時間」

6月9日(金)・22日(木)・23日(金)の3日間にわたり、一已中学校3年生の総合学習カリキュラム内にて自身の人生と職業選択に関する授業を実施する地域開発事業 6月第一例会「一已中学校・総合的な学習の時間」を行いました。

①導入の座学:自身の人生設計について考える授業(ライフキャリア・ワークキャリア)
前段に「自分の描く夢、ありたい自分」と「職業選択」を切り分けて考える事の必要性をスライドを使って説明したのち、別紙ライフキャリアシートを用いて自分の人生設計を実施し、自発的に人生や進路について考えることが出来るスキームを提供しました。

②職業体験:班わけ・コースを設定して3班で各2企業にお伺いしてお話しして職員の方に「なぜその仕事を選んだのか?」「なぜbeebet ボーナス ?」「それをいつ決めたか?」「これからの展望」等をお話ししていただき、地域の企業、働く大人を実際に見る、お話を聞くことによって、自身の人生は社会との関係性の中で構築されることを理解し、二回目のライフキャリアシート作成により現実味を持たせることができました。

③まとめ:前日の職業体験で見たもの、聞いた事を整理して授業全体で得た経験を通じて再度、自身の人生設計を行いました。

④未来の自分にエール:エールシート中央に自身の夢をひとつ記入する。そのシート外周部にクラスメイトよりエール(応援メッセージ)を寄せ書きしてもらい、寄せ書きしてもらったシートと作成したキャリアシートをタイムカプセル封筒にて3年後(高校3年生)の時に届くようにしました。

人生設計を体系的に考え、キャリアシートを用いて可視化することによって「なんとなく」ではなく「自分の意志」で人生を決めることができるようになったと考えます。
さらにタイムカプセルを用いて3年後、高校生の進路を考えるタイミングでキャリアシートとエールシートが届くことにより再度、自身の人生を考える機会を提供することによってより高度な自己実現の可能性を期待します。

教育機関と連携する際には考慮する点が多いですが一度の事業で大人数にアプローチし、効果を発揮することができる事業を構築することが可能な点が教育機関と連携するメリットであることが確認できました。